ブラべクト錠は、チュアブルタイプのノミ・ダニの駆除薬です。
他のノミ・ダニ駆除薬同様にブラべクト錠も、体重別により飲ませる量が異なります。

ブラべクト錠と、体重について

ブラべクト錠の有効成分は、フルララネルです。
体重別により、フルララネルの量が違います。

２キロから４．５キロまでの犬用　フルララネル　１１２．５mg　
４．５キロから１０キロまでの犬用　フルララネル　２５０mg　
１０キロから２０キロまでの犬用　フルララネル　５００mg
２０キロから４０キロまでの犬用　フルララネル　１０００mg
という４種類になっており、体重によってサイズを選びます。

一番大きいサイズで４０キロまでとなっていますが、４０キロを超える体重の犬の場合はブラベクト錠を組み合わせて使用します。
犬の体重１キロあたり、フルララネル２５ｍｇ、ブラべクト錠０．１錠を基準量として計算します。

ブラべクト錠を、飲ませるときに注意する体重について

一番小さいサイズが２キロからとなっていますので、２キロ以下の犬には使用出来ません。
投与されると危険ですので、投与しないようご注意ください。

ブラべクト錠は、一度飲ませると３か月効果が続くため、成長中の犬の投与するときは体重が３か月の間に著しく変化する場合には注意が必要です。

ブラべクト錠を投与して約３か月の間に、体重がおよそ２倍になるような場合は獣医師に相談しましょう。
寄生リスクを考えなくてはいけないので獣医師と相談し、飲ませる量を決めましょう。

体重より少ない量のブラべクト錠を与えると？

体重４．５キロまでとなっているお薬を、体重が４．８キロある犬に与えた場合は、薬が体全身に行きわたらず薬の効果のない箇所が出来てしまいます。
ノミやダニは、お薬の効果のない箇所に現れます。
正しい量を、正しい周期で飲ませてあげてください。

反対に、体重より多すぎる量のブラべクト錠を与えると、犬をスポンジに例え、ブラべクト錠を水に例えるならば、水がしたたっているスポンジのような状態です。
明かに多い量の場合は、獣医師からブラべクト錠を少し減らすように指示がある場合もあります。
必要量を正確に与えることが、一番大切ですので、獣医師に良く相談して飲ませる量を決めて下さい。

別の病気でお薬を飲んでいる場合、市販のサプリメントを飲ませている場合には、体重に関係なくブラべクト錠を飲ませても飲み合わせは大丈夫かどうかを獣医師に確認しましょう。